「普段メイクをしないから、メイクに何が必要なのかわからい・・・」
「初めての発表会で、男子のメイクには何が必要なのかわからない・・・」
おそらく、もうすぐ発表会のバレエ男子やそのバレエママの方々は、『男子のメイクには何が必要なの?』と迷っていませんか?
実は、バレエ男子に必要なメイク道具は、女子のメイク道具とは少し違います。
今回は、バレエ男子の筆者が、発表会やコンクールで男子に必要なメイク道具を説明します。他にも、『メイクをする時にあると便利なグッズ』や『バレエのメイク道具が買えるショップ』も紹介するので、実際にお店に行って店員さんに聞いてみるのもアリです。
バレエ男子に必要なメイク道具をそろえて、万全の状態で発表会を向かえましょう!
目次
バレエ男子のメイク道具リスト
ファンデーション
顔にメイクをするベースを作るのが、ファンデーションです。
バレエメイクで使うファンデーションは、必ず舞台用を使いましょう。
強い照明があたっている舞台の上では、汗をかきやすくメイクが崩れやすいです。その点、舞台用のファンデーションは、その名の通り『舞台用』なので、水に強く、汗をかいてもメイクが崩れるのを防いでくれます。
舞台用のファンデーションには、リキッドタイプ・スティックタイプのものがありますが、液がたれて、衣装やタイツなどが汚れる心配の少ないスティックタイプがオススメです。
ちなみにチャコットのバレエ男子向けのファンデーションの色番は、『174』、『175』などです。
スポンジ
ファンデーションを顔全体になじませるために使います。あらかじめ、スポンジを使いやすいサイズにカットしておくと、使いやすいです。ボロボロになりやすいので、スポンジはビニール袋に入れておきましょう。
アイライナー
客席から顔のパーツがしっかりと見えるように、アイライナーで目を大きく見せます。
これも必ず舞台用を使いましょう。普通のアイライナーだと、汗でアイラインがにじみ、黒い汗が流れてきます。実際に、わたしの友人が普通のアイライナーを使い、舞台上で黒い汗を流していました・・・。
筆状やペンタイプがあるので、使いやすいほうを選びましょう。初めて自分でメイクをする男子には、ペンタイプの方が使いやすいと思います。
アイライナーはどのくらい残っているか分かりづらいので、使う前にまだ中身が残っているか確認しましょう!
シャドウ(ブラウン、ホワイトなど)
鼻を高く見せるためや目をまわりを描くために使います。顔に影をつけて、顔を小さく見せる使い方もあります。
男子がよく使う色は、ホワイト、ダークブラウン、ライトブラウンの3色です。
この3色があれば、男子のメイクはできますが、他の色もあると役や衣装に合わせて、メイクのアレンジをすることができます。
メイクブラシ&チップ
シャドウで顔に影をつけるときや、鼻を高くみせる線を書くときに使います。
メイクブラシは、形や大きさが色々がありますが、セットになっているのを購入して、何度かメイクをする中で自分が使いやすいのを選びましょう!
また、チップは使い捨て感覚で使えます。使い終わったら捨てるだけなので、本番後にお手入れする手間がありません。
アイブロウ(ダークブラウン)
ペンシルタイプや鉛筆タイプがあり、眉毛を描くのに使います。眉ブラシもあると、眉毛をきれいに描けます。男子には、暗めのブラウン系の色がオススメです。
鉛筆タイプを使う場合は、鉛筆削りも準備しましょう。
ワックス&ヘアスプレー
髪の毛をセットするために使います。男子のヘアセットは、女子よりも崩れやすいのでハードタイプを選びましょう。もちろん、舞台用のヘアスプレーがあれば最高ですが、ハードタイプのスプレーが家にあるなら、それでも大丈夫です!
ヘアブラシ
同じように髪の毛をセットするためにつかいます。バレエのヘアセットには、コームと呼ばれるタイプのブラシが使いやすいです。
ヘアスプレーで髪の毛を固めたあとに、ブラシでセットした髪型を直そうとすると、白い粉が出るので気をつけましょう。
メイク落とし
本番後に、メイクを落とすときに使います。シートやオイルタイプのメイク落としがあります。
わたしは、拭き取るだけでメイクを落とせるメイク落としシートを使っています。
メイクの時にあると便利なグッズ
鏡
自分用の鏡があると、化粧台以外の場所でも、メイクをすることができます。発表会やコンクールでは、多くの人がメイクをするため、楽屋の化粧台が使えないコトもよくあります。
大きめの立てて使える鏡があると、どこでもメイクができるので、自分でメイクをするなら持っていきましょう!
ティッシュペーパー
メイクを手直しする時や、メイクブラシ残ったシャドウを落とす時に使います。他にも、メイク道具で化粧台が汚れてしまった時や、メイク中に鼻水が出てきた時などにも使います。
持ち運びのしやすいポケットティッシュを、2〜3個持っていくのがオススメです。
綿棒
目のまわりのメイクを手直しするときに使います。先端が細くなっているモノやクレンジング液が含まれている綿棒などがあり、メイクの一箇所だけを直したいときに便利です。
小さいスーパの袋
メイクをする時には、一緒にゴミを入れる袋も準備しておきましょう。スーパーやコンビニでもらえる小さいレジ袋が、メイクで出るゴミを入れるは便利です。発表会やコンクールなどの本番では、食べ物のゴミも出るので小さい袋を2〜3個ほど持っていきましょう!
フェイスタオル
メイクをするときに首に巻いて、タイツや衣装が汚れるのを防いでくれます。メイク前後の洗顔の時にも、タオルは必要なので、メイク用のタオルを一枚用意してあると便利です。洗濯バサミも一緒にあると、タオルを首に巻いてメイクをする時に、タオルが落ちるのを防いでくれます。
サイズは、フェイスサイズがオススメです。
舞台用のメイク道具が買えるショップ
Chacott(チャコット)
チャコットは、ダンス用品を扱っているショップです。全国に36店舗の直営店があり、バレエに必要なメイク道具をひと通りそろえられます。バレエを習っている人なら、知らない人はいないほど有名なショップです。
バレエ経験者の店員さんが多いので、どれを選んだらいいか迷った時や、わからないコトがあれば、気軽に質問できます。
直営店以外にも、チャコットオンラインショップや楽天市場のチャコット公式ショップで、チャコットの商品を購入できます。公式サイトでは、一回の注文に送料が620円かかりますが、楽天市場店だと、11,000円以上の注文で送料が無料になります。
まとめて購入する時は、楽天市場の方がお得です。
三善(ミツヨシ)
1953年、創業の舞台用化粧品メーカーです。直営店の他には、バレエショップの『ミルバ』や『シルビア』の店舗でも、三善のメイク道具を購入できます。
まとめ
バレエ男子に必要なメイク道具を、エクセルで表にまとめました!
おわりに
バレエに必要なメイク道具がわかっていれば、発表会・コンクールなどで慌てる心配はありません。
すでにメイク道具を持っている人も、足りないモノ・買い替えが必要なメイク道具はないか、一度確認してみましょう!